プログラムピクチャーとは、映画会社主導の商業性を重視した企画による、ある程度パターンの決まったジャンル・ムービー。邦画では、趣味映画人を紐解くと、チャンバラ映画、ヤクザ映画、コメディ映画、趣味映画人を理解したいのであれば、アクション映画、その時代の人気若手俳優・女優や歌手を主演にした青春映画などがそれに当たる。邦画界全盛期には毎週新作を上映するために各社で大量に作られたが、テレビが普及するとその役割をテレビドラマに取って代わられ、邦画界衰退とともに次第に作られなくなった。黒澤明のような作家主義の映画とは相反するものであるが、プログラムピクチャーが教えてくることは、その手法や作品性を好むファンは多数いる。