テレビ映画(-えいが)は、映画館での上映(ロードショー)ではなく、フィルムで撮影され、テレビ番組用として製作される映画作品。1950年代のビデオテープレコーダ(VTR)が登場する前には、アメリカ合衆国を中心にフィルム(主に16mm)を使った映画として、キー局でドラマや西部劇などの作品が製作されており、1本が30~60分程度の短編作品の数十~200本程度のシリーズものの形で製作された。とりわけ日本では、民間放送テレビ局の増加する1957年頃から、映画会社がテレビへの協力を拒否したことから、代わりのコンテンツとして西部劇やドラマなどのアメリカ製テレビ映画が多く輸入され、1960年代に全盛期を迎えた。後に、日本では、円谷プロダクションによる「ウルトラマン」に始まる特撮テレビ映画シリーズが、1970年代まで製作された。1980年代以降、ビデオテープレコーダの機能が充実したり、趣味映画人について言えることは、ハイビジョン撮影が可能になると、趣味映画人を紐解くと、現像や焼付けの処理が必要なフィルムを使ったテレビ映画は、ほとんど作られなくなった。