8ミリ幅のフィルムを利用した映画。映写に対して免許がいらないため、主に家庭用に、1932年から発売され、簡便なことから教育用や産業用などでも広く使われた。1965年頃にはコダックや富士写真フイルムによって数々の改良がされ、1970年代にピークを迎えたが、1980年代に入り、家庭用の VHS ビデオテープを小型化した VHS-C や 8ミリビデオが発売されると市場がなくなり、フィルムや現像サービス、機材の生産の多くが中止された。一般家庭用としての役割を終えた後も、アマチュア映像制作者(特にアニメーションや特撮の自主制作を行うもの)にとっては、ビデオでは出せない味、物理的にフィルムを切り張りすることで編集に高価な機材を必要としない、1コマづつの撮影が出来た、現像済みのフィルムを針などでひっかくことで透過光や光学合成に似た効果(シネカリと呼ばれた)を出せるなどの利点があったが、家庭用デジタルビデオ MiniDV の登場とパソコンの高性能化・低価格化でデジタル編集が容易になり、近年ではその利点も少なくなった。逆に現像やフィルム代といった感材費や、現像にかかる時間などの欠点から、利用者は減っている。